危険物取扱者 乙種4類の試験に合格したので、そのメモ。
きっかけ
セキュリティ関係の職に就き、社会人も2年目に突入した。
案件はWeb関係などのレイヤが高いものが多い。当然、「ガソリンをぶっかけて火を点けるとシステムの可用性が下がるよ!」みたいなペンテストはない。
ただ、「攻撃者は最も弱いポイントを攻めるので、(人間を含めた)ハードウェアからソフトウェアまですべて考慮する必要がある」という個人的な思いがある。
昨年の夏季休暇では2級鍵師を取得したが、これも同じ理由である。
今回は危険物に関する正しい知識を身につけることにより、ハードウェアセキュリティに関する知識を補強することを目的に勉強を行った。
勉強方法
本は2冊使用した。
1冊目は3週間前から読み始めた、界隈では「ピンク本」と呼ばれる本である。Amazonのイメージ画像からも分かるが、イラストはなく文章のみとなっている。全体として要点がまとまっており、問題と解説がわかりやすい。
2冊目は1週間前になり慌てて買った「10日で受かる!」である。
内容としてはイラストが多く、要点がまとまっている印象を受けた。イラストに関しては「屋外タンク貯蔵所」など初めて知る単語についても記載されているため、イメージがしやすいものとなっている。内容に関しては丸暗記ポイントが記載されており、これを暗記するだけでも試験は受かるのではないかと思った。ただし、ピンク本と比べると少し内容が薄い部分があると感じた。
2017年9月出版であるため少し不安だったが、試験に受かる分には問題ないと感じた。IT関係では日進月歩な部分が多いため出版年は気になるが、よく考えれば化学分野はすでに落ち着いているため多少古くても問題ないのだろう。特に物質の化学的特性や消化方法はこの先もほぼ不変ではないかと思う。法令関係は改正が行われる可能性があるので、多少気を使うが。
個人的な感想としては、「10日で受かる!」で最初にイメージを掴み、その後確認+深掘りで「ピンク本」を使うのが良いのではないかと思った。
試験
見たことがあるような問題が多かった。書籍に記載されている問題を一通り解けば問題ないのではないかと思う。
イメージとしては基本情報技術者試験の午前を軽くした感じ。五肢択一なのも似ている。
埼玉大学
会場は埼玉大学だった。混雑しているバスは精神をすり減らすので歩くことにしたが、30分かかった。遠い。
我らが元ゴルフ場大学の場合は駅から20分ほど山を登るが、同じくらい疲れた。
リモートワークで衰えた身体にはきつかった。
今後
他の乙種を取得し甲種の受験資格を取り、その後甲種を取る。