最近,部屋に植物が部屋に増えてきた.
今の部屋は今年入ったばかりで,最上階角部屋,窓は西向きとなっている.窓が西向きなので午前中は日が当たらないが,午後は十分日があたる.
植物を育て始めて思ったのは,金がかからなさそうに見えて意外とかかるかもしれないということだ.そもそも私が植物を育てようと思ったのは金と手間がかからなさそうだと考えたからだったが,これは甘かった.肥料や土,鉢などに地味に金がかかった.それらは一度買ってしまえばしばらくは保つのだが,深みにはまると大きい出費となりそうだ.
今部屋で育てている植物は
- ガジュマル
- オリーブ
- 松
- りんご
の4種類.
ガジュマル
最初にガジュマルを,近所の園芸店で購入した.本体価格は1,080円で良い感じの鉢に入っていたが,置き肥や液肥,霧吹きや鉢の受け皿などオプションが色々必要になった.最近では肥料の影響か大きく育ち,鉢の底から根が出てきたため植え替えが必要な感じになってきた.鉢も大きいやつが必要なんだけど,なかなか良いやつがない.
虫の問題としては,葉水をこまめにやらないとハダニがつく.もしついた場合はティッシュで取り除き,霧吹きで葉水を行う.葉水は毎日行う必要があるため,意外と面倒になったりする.
オリーブ
ガジュマルを育て始めて数ヶ月した後,オリーブを買うことにした.前とは別の園芸店で購入したが,最初から虫がついており,駆除するのが大変だった.特にハマキムシ(緑色のイモムシ)については手で触れたくなかったため,霧吹きを使って窓の外に吹き飛ばした.幹に張り付いた貝殻のようなカイガラムシも強敵であり,発見次第こそげ落としている.
少し水やりを忘れるとすぐに葉が丸まってしまい,わかりやすい.最近ではこちらも大きく成長しており,高さはガジュマルよりも大きく窓の上側に迫りつつある.こちらも購入時の鉢,というかビニールポットに入れたままなので,良い鉢を見つけてあげたい.
松
松は赤松と黒松.数ヶ月前に「松ぼっくりから盆栽まで育ててみたい」と思い立ち,現在に至る.
松ぼっくりは近所を探し回った結果,大学のものを採取した.高さもちょうどよく,緑色で種が飛散する前であったためである.松ぼっくりから種子を採取する際には,まだ緑色でかさが開いていないものを取っておく必要がある.一般的に思い浮かべる茶色く傘が開いたものは,中の種子が飛散したあとも抜け殻である.緑色の松ぼっくりを採取した後は,日当たりの良い場所に放置しておくと茶色く変色し,かさが開く.かさが開くと中に種子が見えるため,これを採取する.
今回は松ぼっくり5つほど採取し,そこから種は126採れた.なお,作業の際に赤松と黒松は混ざってしまった.どちらも好きなので,適当に育てる.
種を採取した後は2日程度水に浸ける.これは種に給水させ,また発芽率の高い種を選別するために行う.中身がスカスカな種はいくら水に浸けていても浮いている.実際,浮いているものと沈んでいるものをそれぞれ割ってみたが,確かに浮いている方は中身が空であり,沈んだほうは中身が詰まっていた.
種の選別を行った後は様々な方法を試して発芽しないか様子を見ている.現在試しているのは以下の3種類である.
- 濡れたティッシュの上に置く
- 濡れたティッシュでくるみ,冷蔵庫の中にいれる
- 土にそのまま蒔く
現時点では濡れたティッシュの上に置いたものが2つ発芽した.冷蔵庫の中に入れるというのは,冬の寒さと勘違いさせるための処置らしい.冷蔵庫の中に入れて”冬”を体験させた後に蒔くことで,発芽率が向上するらしい.そろそろ冷蔵庫組の種を土に蒔いてみようかと思う.その一方で,土に直接蒔いた種は音沙汰がない.どうしたのか気になるが,掘り返すのも嫌なのでこのまましばらくの間放置しようかと思う.今後の成長が楽しみだ.
りんご
りんごについては,先日とどいた親からの仕送りにりんごが入っており,ついでに育ててみようと種を取り出したところである.チョコエッグのカプセルを使って,発芽するかどうかを観察している.ちなみに,幼少の頃りんごの種から木を育てたことがあり,今回はどうなるのか気になっている.