KLCP受験記(2026年5月)

OffSecのKali Linux Certified Professional (KLCP)に合格したのでその記録です。久々のOffSec試験でした。

 

筆者の背景・受験の理由

普段はセキュリティエンジニアとして頑張って働いています。Kali Linuxは診断でよく使っていますが、体系的な知識を身に着けるのも大事だと思い受験することにしました。

 

KLCPとは

KLCPはKali Linuxのインストール方法、使い方、パッケージ管理、高度な使い方等について問われる試験です。トレーニングとしてはPEN-103が該当します。詳しくはシラバスを確認してください。全13章のテキストがあり、OffSecにしては珍しくLabがありません。

 

勉強方法

テキストしか用意されていないため、まずは通読し、その上で試験で問われそうなコマンドやファイルを暗記しました。aptとapt-get、debとdeb-src、debuildとdpkg-buildpackageのように紛らわしいコマンドやファイルが登場しますが、AIを駆使しつつ頭に詰め込みました。

勉強時間は一晩です。12時間前までであれば予約できるようだったので、平日の昼休みで受験しました。やはりリモートワークは最高ですね。

 

当日の内容

Proctoredな試験です。メールに届くリンクからOSIDとMD5でログインし、恒例の本人確認を行います。本人確認終了後、ClassMarkerのリンクが送られてくるので、あとはClassMarker上で80問ひたすら解いていく形になります。ClassMakerを使った経験がある人は少ないかと思いますが、ClassMakerのデモサイトと形式は同じなのでこれで慣れておくと安心です。

出題はすべて英語になるので、雰囲気を把握することが大事です。受験のために英語を頑張っても間に合わないため、気合で頑張りましょう。90分80問というところで、1問1分ペースを意識するとよいです。瞬時に回答できる問題も多いですが、分からないところはブックマークを付け、サクサク進めていくと高得点につながるかと思います。

終了ボタンを押しああと、結果は即時で表示されます。80点満点で8割の64点以上で合格のところ、私は64点でした。高専時代に鍛え上げた暗記科目を一夜漬けで低空飛行する技術は未だ衰えていないことを確認できて安心しました。

 

 

感想

KLCPを受けるべき層としては、セキュリティ業界に入ったばかりでKali Linuxの扱い方を体系的に知りたい人や、なんとなくKali Linuxを使えるようになったが知識を体系化したい人、Kali Linuxを高度に使用したい(カスタムメディア作成や構成管理)人かなと思いました。

知識としてはLinuC/LPICと重なる部分が多いため、Kali Linuxに習熟したいという目的であれば先にLinuC/LPICでLinuxの扱い自体に詳しくなっておくこともよいと思います。

受験するタイミングについては、Learn Oneであればメインを取得した後の余裕があるとき、Learn Enterpriseであればとりあえず最初、がおすすめです。